5代目当主である中村宇吉が、「中村菌熟成発酵液」を開発した際には、ユナルゲンB、Aユナルゲン、ユナホルモンの3種類の医薬品がございました。
当時の社名は、株式会社中村菌化学研究所。ユナルゲンB・Aユナルゲンは内用薬として、ユナホルモンは切り傷や火傷、かゆみ止めなどの外用薬として、広くご愛用いただきました。
そして、2002年に弊社は、お客様に、より良い製品を提供していくためにと、医薬品よりも食品としての道を選びました。社名も株式会社中村堂に変更。ユナルゲンBはカイカ、Aユナルゲンはカンロ、またユナホルモンはミズキと改称し、主成分である中村菌熟成発酵液の濃度を上げ、保存料を入れず、以前よりも身体に優しい製品として生まれ変わりました。
現在、発売されているカイカ・カンロ・ミズキは、こうした歴史を経てさらに改良し、今日に至ったものです。いずれも永い歴史に裏付けされた最高の発酵飲料だと自負しております。
カイカ 【旧製品名:ユナルゲンB】
米ぬか、酒かすといった米の恵みを原料に、発酵・熟成させ、さらに三種類の天然抽出成分(カンゾウ、ドクダミ、ウコン)を加えました。
カンロ 【旧製品名:Aユナルゲン】
米ぬか、酒かすといった米の恵みを原料に、発酵・熟成させ、さらに四種類の天然抽出成分(キキョウ・ウイキョウ・ケイヒ・チョウジ)を加えました。お好みにより、お湯で薄めて温めてもお飲みいただけます。
ミズキ 【旧製品名:ユナホルモン】
米ぬか、酒かすといった米の恵みを原料に、発酵・熟成させ、すっきりとした清涼感あふれる飲み物に仕上げました。
医薬品として発売されたユナルゲンB・Aユナルゲン・ユナホルモン。発売当初、「米ぬか熟成発酵液(現:中村菌熟成発酵液)」を主原料に、ユナルゲンBは、身体諸機能の増進・並びに身体づくりに効果を発揮することを目的に製造されました。Aユナルゲンは、風邪や気管支炎の内服薬として、さらにユナホルモンは皮膚の患部に浸透湿布させ使用する薬として販売されていました。いずれも副作用のない医薬品として、大変貴重な存在でした。